猫が早朝起こしに来る…わが家の解決策をご紹介します！

早朝、まだ外は暗いのに愛猫に起こされる…猫飼いさんなら誰しも経験のあるお悩みではないでしょうか。

猫は薄明薄暮性で、明け方と夕暮れに活発になる性質を持っており、薄暗い時間帯は猫にとってテンションの上がるタイミングなのです。

しかし、毎日のように起こされると、飼い主さんの寝不足が慢性化してしまい、ストレスが溜まったり健康面にも良くありません。

そこで今回は、わが家が試した「早朝に起こされない方法」効果のある・なしについてお伝えします。

毎朝５時に起こされる！～わが家の場合～
早朝に起こされない対策と効果

毎朝５時に起こされる！～わが家の場合～

わが家の愛猫ミュウちゃんは、スコティッシュフォールドの１歳の女の子です。小さい頃から活発な性格で、遊ぶのが大好き。

わが家は共働きで日中家を空けることが多いため、日中に十分パワーをチャージし、私が帰宅する18時頃から活動を開始します。

18時～23時半頃までは、ミュウちゃんと一緒に過ごす時間です。家事や残った仕事をこなしつつ、ミュウちゃんのご飯とトイレの世話、加えて30分程度はミュウちゃんとおもちゃで遊ぶ時間を捻出しています。

そのため、23時半過ぎに就寝し、6時半に起きるというのが私にとって理想的なルーティンです。

しかし現実は・・・

愛猫ミュウちゃんが早朝5時頃に起こしに来るので、起きる時間がぐっと早くなります。

まずはベッドの上に乗って「にゃー！」
これに反応しないと、リビングから音の鳴るおもちゃを運んできて耳元で遊び始めます。

さらに無視すると、壁やカーテンをガリガリ。
この頃になると、飼い主の目が完全に覚めている…という毎日を過ごしていました。

早朝に起こされない対策と効果

毎日睡眠不足で、お肌の調子も体調もあまり芳しくない…この状態を改善すべく、４つの対策を実行しました。

寝る前にごはんをセッティング【効果△】

まず考えたのは、お腹がすいて飼い主を起こそうとしているのでは？ということ。
そこで、寝る前に十分な量のごはんを用意し、リビングに置いておくことにしました。

効果は？

残念ながら、朝起こされる時間や頻度に大きな変化はなし。

ただ、朝起きるとごはんが減っていることが多いため、どうやら夜中にお腹がすいて食べている様子。ミュウちゃんの空腹は防げているようなので、これはこれで良かったかなと。

わが家ではこのような結果でしたが、食べるのが好きな猫ちゃんの場合、寝る前にごはんを用意しておくことで、「早朝の要求鳴きが少なくなった！」ということも多いようです。一度試してみる価値がありますね。

なお、ご飯の量や給餌時間を把握したい場合や、ダイエット中の猫ちゃんには、自動給餌器がおすすめ。指定した時間に決まった量のご飯が自動で出てくるので、管理がしやすいメリットがあります。

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早朝に騒いだところを叱ってみた【効果×】

次に、「早朝に騒いではいけない」としつけをしてみよう！と思い立ちました。

早朝５時。いつものように壁やカーテンをガリガリし始めたミュウちゃんのもとへ行き、大きな声で「ダメ！」と言ってみました。
ミュウちゃんは少しびっくりした顔をしましたが、再びガリガリしようとするので、両手をパン！と合わせて音を出し、もう一度「ダメ！」と繰り返しました。

効果は？

全くなし。朝早くに活発になるのは猫の習性であり、しつけでどうこうできる問題ではありませんね。大きな音を出しても、「何でそんなことをするの？」といった顔で、叱られているというのが認識できていない様子でした。

無視してみた【効果○】

寝たふりをしてミュウちゃんに反応しなければ、起こすのを諦めるのではないか？と夫に提案され、どんなに騒いでも無視する作戦を決行しました。にゃーにゃー鳴いても無視。おもちゃを持ってきても無視。カーテンをガリガリしても無視を徹底してみます。

結果は？

騒いでも私が起きないと悟ったミュウちゃんは、夫の部屋へ。今度は夫を起こすために同じ行動を繰り返していたようです。夫婦二人とも起きないと諦めるまで約１時間かかったため、辛抱強さが必要ですね。音があると眠れないタイプの私は、完全に目が覚めていました（笑）
また、荒ぶるミュウちゃんによって、悲しいことにカーテンには引っ掻き傷ができていました…お気に入りだったのにショック！

少し犠牲は出たものの（笑）、毎日無視を続ければ、「早朝に騒いでも飼い主は起きない」と学んでくれそうな予感。わが家のミュウちゃんは諦めが悪いタイプなので時間はかかりそうですが。耳栓や家具の保護など、対策をした上で試してみることをおすすめします。