猫飼いの皆さん、「猫草」を育てたことはありますか?
「猫草」(キャットグラス)とは、猫が食べても良い草の総称で、大麦や燕麦(エンバク)など、一般的に細長く先が尖ったイネ科の植物が猫に好まれます。
この猫草、実はとっても手軽に育てられて、猫の嗜好品として活躍する優れものなんです。今回は、おすすめしたい猫草3選と実際にわが家で栽培した様子をお伝えします。
猫草が猫のストレス解消に役立つ?
肉食動物である猫にとって、猫草は必ずしも必要なものではありません。それなのに、どうして猫は猫草を好んで食べるのでしょうか?
一般的に「胃を刺激して毛玉を吐き出すため」「便秘解消」「ビタミンの補充」など、様々な説がありますが、真偽のほどはよくわかっていないそうです。
このような説の一つに、「気分転換やストレス解消のため」というものがあります。
最近猫の室内飼いが主流になってきましたが、猫は本来、外の空気を吸ったり自然に触れたりするのが大好きな動物。刺激のない家の中では、退屈がストレスにつながってしまうことも。
家の中の「小さな自然」である猫草は、そのシャキシャキした触感も相まって、猫の心を癒す効果が期待できます。
わが家の愛猫ミュウちゃんも、いつも楽しそうに猫草を食べています♪
猫草を与える際の注意点
以上のように、猫にとって良い効果が期待できる猫草ですが、注意すべきことも。
実は猫にとって危険な植物は多く、人間にとっては問題がないものでも猫の毒になる可能性があります。ユリ科、バラ科、スミレ科など、なんと700種類以上の植物が猫に害を及ぼすと言われているのです。
そのため、身近にある雑草や観葉植物を与えることは避け、必ず「猫用」として販売されているものを与えるようにしましょう。
【厳選】おすすめの猫草3選
続いて、おすすめしたい猫草を3つご紹介します。
キャティーマン 猫の生野菜 6回分セット
猫草を初めて育てるという方におすすめしたいのが、キャティーマン「猫の生野菜 6回分セット」。培養土と種子、専用プランター及びスプーンがセットになっているため、本製品以外に何も用意する必要がありません。使用後は、土を燃えるゴミとして捨てることができます。
安価かつ6回分と容量も十分なので、コストパフォーマンス面でもおすすめできます。
本記事の後半に購入レポを掲載しています♪
無印良品 猫草栽培セット
土の代わりに再生粉砕パルプを使用した、無印良品の猫草栽培セット。パルプは土と異なり、こぼれたり虫が湧いたりする心配がなく、清潔に使用できます。また、袋の中に再生粉砕パルプと種がセットされており、種まきをする手間がありません。
無印良品らしいシンプルなデザインのため、部屋の雰囲気を壊さず、インテリアのワンポイントとしても楽しめそうです。
ハリオ にゃんベジ
猫草を繰り返し栽培したい!という猫草上級者の方におすすめの製品が、ハリオ「にゃんベジ」。容器は高級感のある有田焼を採用しているため安定感があり、猫草を引っ張っても動いてしまうことがありません。「無印良品 猫草栽培セット」と同様に、再生粉砕パルプを使用しています。
2回目以降はパルプと種がセットになった詰め替え用リフィルを購入すれば、容器を繰り返し使うことができ、エコで経済的です。
実際に猫草を育ててみました!
わが家が購入したのは、おすすめ猫草3選でもご紹介したキャティーマン「猫の生野菜 6回分セット」。
種、培養土、栽培ケース、かき混ぜ用スプーンがセットになっているため、すぐに猫草の栽培を始めることができます。
まずは種まきから。
わが家の愛猫ミュウちゃんが興味津々です(笑)
あまり水をあげすぎるとカビが発生するらしいので、2日に1度程度霧吹きで水やりを続けました。
1週間後・・・
無事、猫草が育ち始めました。まだひょろひょろとしており、ミュウちゃんに与えるには早そうなので、もう少し様子を見ることに。
さらに5日後・・・
もさもさと生えてきました!十分に成長したので、そろそろ食べ頃ですね。
さて、ミュウちゃんの反応は・・・?
とことこ近づいてきて…
喜んで食べ始めました!噛みちぎるというよりは、引っこ抜いています(笑)
猫草の好き嫌いは猫によって差があるようですが、わが家のミュウちゃんはハマってくれたようです!
猫草を引っこ抜く際に土がこぼれるのが少し気になるので、次はパルプの製品を購入してみようかな?
↑土ではなくパルプを使用している製品です♪
なお、猫草を食べている様子をYoutubeで発信しています。興味のある方は是非ご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは今日はこの辺で。
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