猫の人気品種ランキングでいつも上位にランクインするスコティッシュフォールド。
まる子の経験から、スコティッシュフォールドの性格や特徴についてお話しします。
ちなみにアイキャッチ画像はわが家の愛猫、スコティッシュフォールドのミュウちゃんです!
スコティッシュフォールドとは? ~概要~
スコティッシュフォールドは、1960年代に発見された耳の折れた猫をベースに繁殖が繰り返され、今に至ります。その名の通り、スコットランドが起源とされています。
大きさは猫の中では平均的で、約3~5キロの子が多いそうです。

何といっても耳が折れている(垂れている)のが最大の特徴ですね。
しかし、実は一般的な猫と同じように立ち耳の猫もいます。通称「スコティッシュストレート」と呼ばれています。
また、毛の長さについても、短毛・セミロング・長毛と様々なタイプがいます。
現在わが家で飼っているミュウちゃんは、短毛のスコティッシュストレート(立ち耳)です。
ちなみに、過去にまる子が実家で飼っていたのは長毛のスコティッシュフォールド(折れ耳)です。
なぜ人気があるの?

人気の理由は大きく2つです!
一つ目は、見た目が抜群に可愛らしいこと。
目がぱっちりと大きい子が多いです。また、顔も丸っこく愛嬌がある子が多いです。
折れ耳だと余計に顔が丸っこく見えて、まるでぬいぐるみのようです。
二つ目は、性格が穏やかで甘えん坊な子が多いこと。
一般的に人になつきやすく、大人しい性格とされています。カーテンに登ったり家を荒らしたり等困った行動をする子が少ないようです。
また、初めて会った人に対して威嚇することも少ないです。
そのため、はじめて猫を飼う方におすすめの種類としてよく紹介されていますね!
まる子も今まで2匹のスコティッシュを飼いましたが、とても飼いやすかったですよ。
他にもあるよ!スコティッシュの魅力

スコティッシュの魅力は他にもあります!
よくネット等に書いてある人気の理由は上記の2つですが、まる子はまだまだスコティッシュには魅力があると感じています。
まずは、毛並みの素晴らしさ。
長毛はもちろん、短毛でも毛がとてもやわらかく、さわり心地はシルクのようです。
1日中触っていたくなります。猫吸いもはかどります。
また、ちょっとおとぼけな子が多いのも魅力です。
例えば、寝相が悪くてタンスの上から落ちてしまったり、なぜか机の上を歩いているときに足を踏み外したり。少しどんくさいのかもしれません。
でもそこがたまらなくかわいいのです。
スコティッシュは病気になりやすい?
魅力がいっぱいのスコティッシュフォールドですが、かかりやすい疾患についても押さえておく必要があります。
それは、「骨軟骨異形成症」です。
スコティッシュの特徴である折れ耳は、耳の軟骨が突然変異によって折れ曲がったものです。
骨軟骨異形成症に罹患すると、耳だけではなく、手足の関節までもが硬くなってしまい、痛みが生じることがあるそうです。

骨軟骨異形成症は必ずかかってしまうの?
もちろん、全ての猫が罹患するわけではありません。
折れ耳(スコティッシュフォールド)同士の交配によって、この症状が生じる可能性が高いそうです。
そのため、優良なブリーダーさんやペットショップであれば、折れ耳同士の交配は決してしません。口コミや実績をしっかり確認したいところです。
なお、スコティッシュ以外にも、猫の品種によってかかりやすい疾患は多岐に渡ります。
例えば、ペルシャ猫の多発性嚢胞腎(腎臓が悪くなります)、マンチカンのヘルニアや変形性関節症などなど…
基本的には遺伝性のものなので、親猫をきちんとチェックすることが必要ですね。
どうして垂れ耳と立ち耳の子がいるの?
先述したとおり、スコティッシュは垂れ耳の子もいれば立ち耳の子もいます。

どちらもかわいいけど、同じ種類なのにどうして?
垂れ耳は優性遺伝といわれており、純粋なスコティッシュのみで交配させた場合、全て垂れ耳の子が産まれるそうです。
しかし、「骨軟骨異形成症」を発症するリスクを低くするため、最近ではアメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアとの交配を行うことが推奨されているそうです。
このような他の猫種との交配により、立ち耳の子が産まれるようになりました。
わが家のミュウちゃんも、お父さんがアメショーとスコティッシュの混血のため、立ち耳なのです。
わんぱくなアメショーの血が入っているせいか、一般的な垂れ耳スコティッシュよりも少し活発です。
ちなみに、スコティッシュ×アメリカンショートヘアやスコティッシュ×ブリティッシュショートヘアは、全て純粋な「スコティッシュフォールド」として血統書に登録できるそうです。面白いですね。
長毛と短毛、どっちがおすすめ?

スコティッシュフォールドは、短毛の子が多く、長毛の子はやや少ないです。
まる子は短毛・長毛どちらも飼いましたが、お手入れにかかる時間が全く違うことにびっくりしました。
まず短毛。ほぼお手入れ不要。
気が向いたときにブラッシング、半年に1回くらいお風呂に入れてあげれば十分だと思います。
そして長毛。毎日のブラッシング推奨。
また、スコティッシュの毛はとても柔らかいため毛玉になりやすく、3ヶ月に1回程度トリマーさんに毛玉を取ってもらいに通っていました。
さらに、定期的に手足の毛をカットしてあげないと、肉球が覆われて歩けなくなるため、猫用のバリカンも必須ですね。
長毛の子を飼うなら、しっかりお手入れの時間を取ってあげることが必要ですね!
おわりに
スコティッシュフォールドといっても、立ち耳・垂れ耳、短毛・長毛と奥深いですね。
まる子は2回もスコティッシュフォールドを飼ってしまうほど、この猫種が大好きです。
いつの間にかスコティッシュについてとても詳しくなってしまったので、この記事を書いてみました。
次にもしまた猫を飼うことがあれば…
やはりスコティッシュフォールドを選んでしまうと思います(笑)
スコティッシュフォールドのミュウちゃんの1日をYoutubeで配信しています。
この記事を読んで、スコティッシュフォールドを飼うきっかけになればとても嬉しいです。
それでは今日はこの辺で。


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