猫は小さい時期から飼った方がなつくとはよく聞きますが、具体的に生後何ヶ月から飼い始めれば良いのか迷ったことはありませんか?
今回は子猫を飼い始める時期について、OLまる子の経験から解説します。
子猫から飼った方がなつくって本当?
そもそも、子猫から飼った方がよくなつくというのは本当でしょうか。それとも都市伝説?
あくまでまる子と夫の経験値からの回答になりますが、ある程度これは正しいと思います。
今飼っている子猫のミュウちゃんを引き取ったのは生後約2ヶ月です。
離乳食から面倒を見ているので、まる子のことを母猫だと思っているらしく、べったりです。寝るときも同じベッドです。
対して、夫が昔飼っていたアメリカンショートヘア。2歳の時に引き取りましたが、基本的に夫にくっつきたがらず、寝床も離れたところだったようです。自立してますね。
ただし、もちろん長年お世話をしてあげることでどんな猫も距離は縮まっていきます。なでてあげればゴロゴロいいますし、帰宅時にすり寄ってくるのはどんな猫でも変わらないと思います。
あくまで距離感の違いですね。
そのため、絶対に夜は猫と一緒に寝たい!いつも猫とくっついていたい!という方は、子猫の時から飼うことをおすすめします。
生後何ヶ月から飼うことができるの?
なるべく小さいうちから飼いたい!という方に向けて。
そもそも、子猫は生後何ヶ月から引き取ることができるのでしょうか。
少し堅いお話になりますが、2021年6月1日から「改正動物愛護法」が施行され、犬や猫の販売を生後56日(8週)まで原則禁止されることとなりました。
あまり早い時期に親や兄弟と引き離されると、社会性を身につけることができず、成長後に問題行動を起こすケースが散見されるためです。
そのため、生後57日以上の子猫であればペットショップやブリーダーさんからお迎えできるということになります。
まる子がミュウちゃんをお迎えしたのも、このくらいの時期(約2ヶ月)です。
しかし…生後2ヶ月の子猫をお迎えするのは…なかなか大変なのです…
生後2ヶ月の子猫をお迎えするのが大変な理由
生後2ヶ月の子猫はやっぱりめっちゃかわいいです。天使です。
しかし、基本的には共働きや一人暮らしの方にこの時期の子猫はおすすめできません。
それはなぜか?
お世話がとっても大変だからです!!
まず、ごはんのお世話。1日4~5回に分けてちょこちょこ食べます。
しかもこの時期は離乳食なので、衛生的に置き餌は不可。その都度その都度ごはんをふやかしてあげる必要があります。もしくはウエットフードでも大丈夫です。
次に、トイレのお世話。この頃の子猫は1日4回くらいうんちをします。もちろんおしっこも。
猫はきれい好きなので、その都度トイレを掃除してあげる必要があります。
さらに、子猫は下痢をしやすいので、トイレ掃除が大変なことも…
こんな感じなので、子猫に留守番を任せるのはほぼ不可能。
1日家にいてお世話をしてあげる必要があります。共働きや一人暮らしはちょっと厳しいですね。
まる子はミュウちゃんが小さいとき毎日在宅勤務ができていたので、何とかこなせていましたが、それでもなかなか大変でした…会社に感謝です…
生後何ヶ月の子猫がおすすめ?
猫を飼うのをおすすめするブログなのに、大変なイメージを植え付けてしまいました(笑)
それでもご安心ください!子猫でも飼いやすい時期というのがあります!
ずばり、まる子がおすすめするのは生後4ヶ月!!
子猫のかわいらしさ+なつきやすさを残しつつ、ある程度ひとりでお留守番ができるようになるのがこの時期です。たった2ヶ月しか変わらないのですが、子猫の成長には驚かされます。
まず、置き餌が可能になります。
離乳食を卒業し、カリカリを上手に食べられるようになるのがこの時期。お留守番の時はカリカリを置いておけば、お腹がすけば勝手に食べてくれます。
次に、トイレの回数が減ります。うんちも1日2回程度になります。
体調も安定し、コロコロとした掃除しやすいうんちになります。
ちなみにまる子の実家も共働きだったため、生後4ヶ月から子猫を飼い始めていました。
もちろん、在宅の時間が長くお世話もばっちりできるよ!という方は生後2~3ヶ月からでも大丈夫だと思います。
逆に、長時間家を空けがちで心配な方は生後半年~の方が安心かもしれません。
生後2ヶ月のミュウちゃんのごはんとうんちの様子をYouTubeで公開しています。
おまけ 飼いやすい子猫の特徴
初めて猫を飼う方なら、飼いやすい性格の子猫が飼いたいと思います。
まる子なりの飼いやすい子猫の見分け方を紹介します。
それは、引き渡されるぎりぎりまで親や兄弟と一緒にいた子猫です。
「生後何ヶ月から飼うことができるの?」の項目でも書いたとおり、やはり社会性を身につけた子猫は飼いやすいです。
例えば、兄弟とのケンカを通して、爪でひっかかれることや噛まれることが痛いということを学びます。そのため、飼い主に対してもひっかいたり噛みついたりすることがなくなります。(猫のもともとの性格にもよりますが…)
ペットショップやブリーダーからの引き受けを検討しているのであれば、ブリーダーがおすすめです!ペットショップでは、早いうちから親と引き離されてしまっている子も多いからです。
最近はネットでブリーダーの評価や口コミも確認できるので、優良なブリーダーを選びましょう。
ちなみに、昔はネットが発達していなかったので、せっかくブリーダーさんから引き受けたのに、耳ダニが酷い状態だった…なんてこともありました(泣)
以上、猫を飼う時期についての豆知識でした。それでは今日はこの辺で。
<追記>
ブリーダーから猫を引き受ける際の流れを記事にまとめました。
興味のある方は是非。
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