【子猫の育て方】餌のふやかし方は?おすすめウエットフード3選も紹介!

キャットフード

はじめて生後2~3ヶ月の子猫をお迎えした場合、どんなものをあげればいいのか迷いますよね。

この時期の子猫は、ミルクを卒業したばかりなので、いきなりドライフードをあげることはできません。

餌をふやかしてあげたり、ウエットフードと混ぜてあげたり、一手間が必要になります。

本記事では、猫飼い歴20年を超す筆者の経験から、画像を用いてわかりやすく説明します。

まずはこれだけでOK!準備するもの


まず準備していただきたいのは、子猫用のドライフード、食器、少しぬるめのお湯です。

ひとつずつ解説していきます。

子猫用ドライフード


子猫用のドライフードを購入する際の注意点は2つです。

1つ目:「総合栄養食」と記載があるものを用意しましょう。


総合栄養食とは、猫に必要な栄養素が全て含まれていて、そのフードをあげるだけで健康を維持できるペットフードのことです。

生後2~3ヶ月の子猫は、人間の年齢に換算すると3~5歳。

成長期のとっても大事な時期なので、バランス良くしっかりと栄養を取ることが必要です。

2つ目:成猫用ではなく、「子猫用」のフードを用意しましょう。


成猫用のフードに比べて、子猫用のフードはカロリーが高く、成長に必要な栄養がいっぱい含まれています。

この時期の猫はダイエットなどは必要ないので、成長に必要な量を好きなだけ食べさせてあげると良いです。

参考:おすすめドライフード


どれを買えば良いのかわからない…という方向けにおすすめの子猫用フードを掲載します。

①ニュートロ ナチュラルチョイス キトン


ふやかしやすさ ★★★★★

一つ一つの粒が小さくて、子猫にも食べやすいサイズ感です。

水を吸いやすいので、ふやかすのに時間がかからず便利です。

原材料に小麦を使用していないので、アレルギーのある子やお腹を下しやすい子にも安心です。

②ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット 成長前期の子猫用


ふやかしやすさ ★★★☆☆

獣医師やブリーダーからよく薦められる信頼のブランド、ロイヤルカナンです。

粒にコーティングのようなものがあるので、ふやかすまでに少し時間がかかります(10分程度)。

食器


生後2~3ヶ月の子猫は背が小さいので、高さが低めのお皿の方が食べやすいです。

使用する期間が短いので、家に余っている食器でも代用できます。

繰り返し使う物なので、鉛やカドミウムを含まない陶器製などを選ぶと良いです。

お湯


ふやかすためのお湯を準備します。

熱湯だと、フードに含まれる栄養素が飛んでしまう恐れがあるので、人肌程度の温度のものを準備しましょう。

温度設定できるケトルがあると便利です!

フードのふやかし方~具体的な手順~


それでは早速、フードをふやかしていきましょう!

わが家で愛用している「ニュートロ ナチュラルチョイスキトン」を使用します。

STEP1 適量のフードを食器に入れましょう


ふやかしたフードは水分を多く含むため、傷みが早いです。

そのため、1回の食事で食べきれる量を用意しましょう!

今回はこのくらいの量。

食器に入れたキャットフード

STEP2 フードに満遍なくお湯を入れましょう


フードが全て濡れるよう、お湯をかけていきます。

フードが完全にお湯に浸ってしまうと、入れすぎです!

お湯が多すぎると、水分を吸いきれずスープのようになってしまいますので、あくまで食器の下の方に溜まる程度を意識してください。

下の画像くらいでちょうど良いかなと思います。

お湯を加えたキャットフード

STEP3 フードがふやけるまで待つ


フードの種類にもよりますが、5分~10分程度時間をおき、粒がふやけるのを待ちます。

ニュートロナチュラルチョイスの場合は5分程度、ロイヤルカナンの場合は10~15分程度待ちましょう。

粒がふやけると、こんな感じの見た目になります。

ふやけたキャットフード


手にとって…

手の上に載せたふやけたキャットフード


指で簡単につぶすことができます。

潰した手の上に載せたキャットフード

これで完成です!

時間がないときはウエットフードが便利!


朝の出勤時など、「ふやかす時間が取れない!!」というときは、ウエットフードが便利です。

ウエットフードの場合、パッケージを開けてあげるだけ。とっても簡単です。

ドライフードと同じく、「総合栄養食」「子猫用」のものを必ず選びましょう!

ミュウ
ミュウ

ここからはミュウのおすすめウエットフードを紹介するよ♪

全て総合栄養食&子猫用フードなので安心してね!

ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット


保管しやすさ ★★★★☆

子猫の食いつき ★★★★★

生後4ヶ月までの子猫に特化した、栄養満点のウエットフードです。形状はムース状。

容器がしっかりしているため、食べきれない場合でも、2~3日程度でしたらラップをかけて保存していました。

わが家のミュウちゃんもこちらが好きすぎて、生後4ヶ月を過ぎても食べたがり、卒業するのが大変でした…


こちらのウエットフードについては、動画でも紹介していますので興味のある方はどうぞ。

かわいすぎる子猫のごはんとう○ち♪【スコティッシュフォールド】 The cute kitten eats and takes a poop

ロイヤルカナン キトン ウエットパウチ グレービー


保管しやすさ ★★☆☆☆

子猫の食いつき ★★★☆☆

ロイヤルカナン2連続。

こちらは生後12ヶ月までの子猫を対象にしています。

形状はムース状ではなく粒状なので、ドライフードへ移行する練習をしている子におすすめです。

容器(パウチ)が扱いづらく、保存する場合は別容器に移す必要があるのが若干のマイナスポイントです。

アニモンダ フォムファインステイン 仔猫用


保管しやすさ ★★★★☆

子猫の食いつき ★★★★★

わが家の行きつけの動物病院でおすすめされたのがこちら。

フォムファインステンとは、ドイツ語で”最高級”という意味。
厳選された上質なお肉と食材を絶妙なレシピで組み合わせた、まさに”最高級”のフードです。

ペット先進国のドイツ発祥の、人工保存料や香料を使わない猫に優しいフードです。

容器の保存もしやすく、わが家のミュウちゃんの食いつきも◎。

ただし、日本ではあまりメジャーな製品ではないためペットショップ等で手に入らず、通販等で取り寄せる必要があります。

以上、今回はドライフードのふやかし方と子猫用ウエットフードについて紹介しました。

子猫のフードに関する記事を他にも書いているので、お時間があれば見てみてくださいね。

子猫の軟便対策3STEP!~獣医師のアドバイス・実体験も~
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それでは今日はこの辺で。

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