猫や犬の避妊(去勢)手術の手段として近年注目されている腹腔鏡手術シリーズ。
今回はわが家の愛猫ミュウちゃんの体験談【病院選び・術前検査編】を綴ります。
腹腔鏡手術とは、特殊な器具やカメラを用いて行う手術で、傷口が小さいことが最大の特徴です。
腹腔鏡手術について詳細を知りたい方は、まずは前回記事をご覧ください!
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避妊手術について考え始めたのは生後4か月の頃
いつか必ずやらなくてはいけない避妊手術。
初めての発情を迎える前に手術をしてあげたいな~と思っていたので、生後4か月の頃から情報収集をスタート。
まず、避妊手術の時期について調べたところ、わかったのは以下の4点です。
・長毛より短毛の方が発情が早い
・オスよりメスの方が発情が早い
・早い子だと生後約5か月で発情することもある
・生後4~5か月で手術可能な病院もある
わが家のミュウちゃんは短毛の女の子。
あと1か月ちょっとで発情する可能性もあるの?!と驚いて、本格的に避妊手術の準備をスタートしました。
さっそく病院選びを開始
続いて動物病院を探します。
まずは家の近くの病院をいくつかピックアップ。
しかし、どこの病院も手術後1泊入院が必須とのこと。
病院に1泊するのは猫に負担がかかりそう。
日帰り対応の病院はないのかな?
わが家のミュウちゃんはまだまだ甘えん坊さんで、留守番も大の苦手。
1泊入院なんて(メンタル的に)絶対無理でしょう…と思い、近所の病院は断念することに。
視野を広げて、自宅から1時間圏内の病院も選択肢として再度病院を検索。
そこで見つけたのが腹腔鏡手術です。
この術式であれば、傷口が小さいため猫に負担が少なく、日帰り手術が可能とのこと。
求めていたのはまさにこれだ!と思い、腹腔鏡手術の第一人者的な病院に(仮)決定。
善は急げ!とばかりにさっそく病院へ電話するまる子。
生後4か月だとまだ早い…とのことで、生後5か月になる頃に術前検査を受ける運びとなりました。
術前検査を受けに病院へ
術前検査とは、レントゲン検査や血液検査を実施し、避妊手術を行って問題ない体か調べるためのものです。
腹腔鏡手術でなくとも、避妊手術の前には必ず実施する検査です。
ミュウちゃんがお世話になる病院では、検査の前日深夜0時から絶食の必要あり。
朝ごはんを抜いた状態で病院へ向かいます。
約1時間の道中でしたが、キャリーで大人しくできたミュウちゃんでした。
偉いでしょ!
病院は都内のおしゃれな造りで、犬と猫で待合室や診察室が分かれているのがありがたい。
体に良さそうなキャットフードやかわいいおもちゃなんかも売っていたりして、ご褒美に買ってあげようかな~なんて考えながら順番を待ちます。
ミュウちゃん、どうぞ~
緊張しながら診察室へ。
対応してくれたのは優しそうな男の先生でした。
まずはミュウちゃんの検査から。
採血やレントゲンにかかった時間は約15分。その後、結果が出るまで約30分待機しました。
検査結果は問題なし。いつ手術を受けるか?
結果は、いたって健康で問題なし!とのこと。ほっと一安心です。
次に、腹腔鏡手術について詳しい説明を受けます。
まずは、傷口は2か所で各3~5mm程度で済むとのこと。
カメラで臓器を拡大しながら手術を進めるため、このサイズが可能だそうです。
え、そんなに傷口小さくて済むの?
医学の進歩にびっくりです。
腹腔鏡手術すごい!もう、手術いつでもこい!という気持ちのまる子。
しかし、先生曰く、手術は生後6か月が良いとのこと。
※この時点で生後5か月
全身麻酔をする関係で、もう少し大きくなってからの方が良いとのご判断のようです。
たしかにミュウちゃんは比較的小柄。
生後5か月で2キロに届くか届かないか。
先生のご指示通り、手術日は約1か月後に決めました。
手術前日までの準備は?
手術当日までの注意点は以下の3点でした。
・手術当日までは、シャンプーなど負担がかかることは控える
・前日深夜0時から絶食
・当日は11時までに来院、お迎えは17時
最近暖かくなってきたからシャンプーをしてあげようかなと思っていたのですが、手術が終わるまで延期することにしました。
当日のお会計は約15,000円(検査費用)。
頑張ったミュウちゃんのために、高級ウェットフードとかわいいおもちゃを買って帰宅しました。
腹腔鏡手術や術前検査の様子をYouTubeで公開しています。
今回は病院選び~術前検査についてお伝えしました。
次回はいよいよ手術当日~術後の様子をお届けしたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
<追記>
手術当日・抜糸編を公開しました。以下リンクよりご覧ください。
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